
土地売却前に知っておくべき「地中の隠れたリスク」
土地の地下には、表面からでは分からないリスクが潜んでいることがあります。これらは売却価格の低下や取引の中止、さらには売却後の損害賠償トラブルを招く恐れがあるため、事前の把握が極めて重要です。

土地売却前に知っておくべき「地中の隠れたリスク」
土地の地下には、表面からでは分からないリスクが潜んでいることがあります。これらは売却価格の低下や取引の中止、さらには売却後の損害賠償トラブルを招く恐れがあるため、事前の把握が極めて重要です。


本当に質の良い不動産取引を提案し、
過程、結果の可視化に努め、
売主、買主が笑顔になる満足感を提供します。
代表取締役 佐野 雄司sano yuji
神戸の土地売却|個人間売買の「契約不適合責任」と地中埋設物リスクの注意点
神戸市内で土地や古家付き物件を個人間で売買する場合、売主様が負う「契約不適合責任」の期間は、一般的に引渡日から3か月と設定されるのが通例です。これは宅地建物取引業者が売主となる場合に義務付けられる「2年以上」という期間設定とは異なるため、期間内に瑕疵(不具合)を発見できるかが重要なポイントとなります。
解体・新築時に発覚しやすい「地中埋設物」のトラブル
特に、神戸エリア(中央区・灘区・東灘区の市街地や、兵庫区・長田区・須磨区の旧工業地帯など)で、古家を解体して1棟ビルや工場、注文住宅を新築するケースでは、以下の地中埋設物が頻繁に問題となります。
・旧建物の基礎・杭・コンクリートガラ
・使用されなくなった浄化槽や古井戸
・旧配管や廃棄物
これらが工事中に発見されると、買主様には「多額の追加撤去費用」や「工期の遅延」という大きな不利益が生じます。
売主様が負うべきリスクと回避策
契約書に特約がない限り、引渡から3か月以内にこれらが発見された場合、売主様は契約不適合責任(修補請求・損害賠償など)を問われ、撤去費用を負担する法的リスクを負います。
神戸の築古物件も安心「契約不適合責任免責」での売却とは?
「売却後に隠れた不具合が見つかったらどうしよう…」という不安を解消するのが「契約不適合責任免責」の特約です。
買主様との合意により、売主様が引渡し後の補修責任等を負わない条件で取引します。
特に神戸エリアに多い「築年数の経過した戸建て」や「リノベーション前提のマンション」では、この免責を条件に価格調整を行うことで、売却後の法的・金銭的リスクをゼロにする戦略的売却が可能です。株式会社佐野では、売主様の将来のリスク回避を最優先に、最適な契約条件をご提案します。
神戸の土地売却で潜むリスク「見えない配管越境」への対策
土地売買で最も注意すべきは、地中に眠る給排水管やガス管の引き込み状況です。
特に神戸に多い「専用通路(専通)」や古くからの住宅地では、図面上は問題なくても、工事中に「隣人の配管が自分の敷地を通っていた」という予期せぬ事実が発覚することがあります。
こうした状況は「契約不適合責任」に直結し、売却後に多額の補修費用や賠償を求められるリスクがあります。
株式会社佐野では、神戸特有の複雑な土地形状を熟知した専門家が、事前の掘削調査の必要性や「覚書」による権利関係の明確化を徹底サポート。売却後のトラブルを未然に防ぎ、売主様の安心を守り抜きます。
物件の査定・ご不明なことなどお気軽にご相談下さい。
神戸市須磨区の土地 成約事例
1. 事前調査で見えた「隠れた問題」(ライフラインの共有)
この土地は閑静な住宅街にあり、一見すると問題のない物件でした。しかし、詳細な調査によって、再建築時に大きな負担となる問題が判明しました。
課題
ライフラインの引き込みが隣地と共有されており、引き直しが必須でした。道路の本管が対側(最も遠い側)にあったため、引き直しにかかる費用は200万円以上と高額になりました。
対応
再建築時に高額な費用がかかる物件は、通常の相場よりも評価が低くなるため、この事実を隠さずに、売主様と協議の上、価格設定に反映しました。
この問題を全て理解してくださる買主様が早期に現れ、情報を完全に開示した上で契約に至ったのは、誠実な対応が信頼に繋がった「幸運」と言えます。
2. 解体工事で判明した「予期せぬ事実」(地中の環境)
契約後の解体工事で、さらに二つの予期せぬ地中環境が明らかになりました。(1) 地盤の良さ:浅い位置での岩盤層
解体業者が基礎を撤去するため1mほど掘削したところ、硬い塊に当たりました。当初は改良剤かと疑われましたが、分析の結果、なんと岩盤層であることが判明しました。
結果:地盤が非常に強固な「良い地盤」であると確認できました。
(2) 予期せぬ水:隣地からの湧水
以前から駐車場付近に水が滲み出ていましたが、重機が入ったことで水たまりが発生。調査の結果、ライフラインを共有していない方の隣地から流れてきている湧水であることが判明しました。隣地の方も全く知らなかったという、文字通り「地中の見えない部分」に潜んでいた問題でした。
3. この事例から得られる教訓
今回の取引は、不動産仲介業者の視点から、特に土地取引の難しさと徹底した調査の重要性を改めて示すものです。
土地の価値は、目に見える形状だけでなく、地中に潜むライフラインや地盤の状態によって大きく左右されます。
Q&A 「売主の契約不適合責任の賠償責任ってどんなもの?」
・履行の追完請求: 埋設物の撤去など、契約内容に適合した状態にするよう求めることができます。
・代金減額請求: 追完が困難な場合、地中リスクの程度に応じて売買代金の減額を求めることができます。撤去費用相当額の減額が認められることが多いです。
・損害賠償請求: 埋設物撤去費用や、工事の遅延によって発生した損害など、契約不適合によって生じた損害の賠償を請求できます。
・契約解除: 地中リスクが重大で、土地の利用目的を全く達成できないような場合は、契約を解除して代金全額の返還を求めることができます。
※経験上、建物基礎、浄化槽などの地中埋設物等の売主への除去請求あり。
ライフライン配管図(上下水道・ガス)
ライフライン引込位置、引込管の調査は現地と図面で行います。
下記は、上下水道・ガスの図面です。実際に掘削を行って調査は出来ません。
※図面が全て正確なものとは限りません。その為、実際と異なる場合も考えられます。

●上水図面(神戸市提供)
●下水図面(神戸市提供)

●ガス図面(大阪ガス提供)
神戸の不動産「売却」「買取」は株式会社佐野へお任せ下さい。
2025年11月23日 文章作成 佐野雄司
物件の査定・ご不明なことなどお気軽にご相談下さい。
さまざまな業種のお客様からご好評のメッセージをいただいております。
Googleからの口コミを一部紹介します。
本当に質の良い不動産取引を提案し
過程、結果の可視化に努め
売主、買主が笑顔になる満足感を提供します。
2024年4月設立の当社は、まだ始まったばかりの会社です。不動産取引の慣習は大切にしながらも固定概念にとらわれず、お客様の立場に立って「こうした方がスムーズに進む」「理解しやすい」など、お互いの合意事項であれば柔軟に対応いたします。
不動産業界で過ごした20年間は、お客様に育てていただいたと言っても過言ではありません。全ては取引を通じて知識、経験値、接客、そして心構えを身につけることができました。
ライフステージの変化による住み替え、住宅ローンの支払い苦による任意売却、離婚による売却、相続による処分、孤独死による売却、紛争による資産売却、認知症による成年後見制度を利用した売却、外国籍の方による売却など、様々なケースを経験してきました。
また、私自身の不動産売買や離婚、10年間の父子家庭生活、そして再婚によるステップファミリーの経験も、同じ悩みを抱える方々に寄り添える力になると信じています。
不動産売却において、私たちは選ばれる立場にあります。売主様は「早く、高く、良い人に買ってもらいたい」と願って依頼されます。
では、何を基準に依頼先を選べば良いのでしょうか。「大手の看板」でしょうか、それとも「一括査定で一番高額な査定額を提示した会社」でしょうか。大切なのは、あなたの不動産を責任を持って売ってくれる「人」です。私の中で一番大切なことは、嘘をつかないこと、知ったふりをしないこと、そして無責任な話をしないことです。これらが不動産取引におけるトラブルの要因となるからです。
営業マン時代から、私は売主様にも買主様にも、一人のお客様とじっくり話す時間を大切にしてきました。時間をかけて様々な情報を共有したいと考えています。思うようにいかない期間、悩ましい時間こそ積極的に共有すべきだと考えます。
知り合いからは「佐野さんは熱狂的なマニアファンがいる」と言われます。これは私にとって最高の褒め言葉です。
私の得意分野は、通常の売却や賃貸はさることながら難解な権利関係、成年後見や任意売却等です。
法務や税務の専門家と供に考えながら仕事を進めて行くことが好きです。
また私は、不動産そのものや建築物に加え、売主様が取得された歴史的背景、そこでの生活、そして人生そのものに興味があります。
このような会社ではございますが、ご縁を大切にしながら仕事を進めております。売主様の利益に貢献できるよう精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
| 会社名 | 株式会社 佐野 |
|---|---|
| 住所 | 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町6-8 |
| 定休日 | 水曜日 |
| TEL | 078-977-7015 |
| FAX | 078-977-7016 |
| 代表取締役 | 佐野 雄司(さの ゆうじ) |
| 許認可 |
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